ショッピング中、歩き疲れた時に、
無印良品で腰掛けに使わせてもらった。
今回はベッド。
毎日ベッドとどう付き合うかで、
朝から夕まで腰が痛かったり、背中の筋肉がこわばったり・・
いろいろと気むずかしい品でもある。
無想状態でぽーんと飛び込み、
ボフッ・・と、うつ伏せになれば、実に快感。
やわらかさの秘訣は、
ベースのしなり具合とマットの構造だそうだ。
マットに使われている中身はコイル、ポリウレタンが主流。
それらがちょうど良い弾力性をもって変形することで、
ショックを吸収し、ここちよい沈み感を生む。
このベッドの持つやわらか特性は、人にどう作用するだろうか。
ベッドは普段の生活で接している、あらゆる固いもの
床や、壁、キーボード、机など との隔たりとなり、
日々の生活に、それはもうやわらかい、やすらぎ空間をあたえてくれる。
一度その上に乗ってしまえば、
ひとときストレスから解放され、
幸福感に包まれ、もう動く気がなくなる・・・
まるで魔力。
気をつけなければ、
「宿題なんて、やーめっぴ」
なんて現実逃避にも繋がりうる。
やわらかさは、とても魅力的な要素だが、
やわらかいものだけを求めすぎると、何か大切なものを失うのかもしれない。
◎やわらかぁ格言
「やわらかぁもん使うんなら、時と場合を考えんならん。」