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2012.02.03.Fri 小石コロコロ

 

夕刻,白に近い灰色のコンクリートで舗装された歩道の上を,小石がコロコロ転がっているのを見かけた。どこからともなく転がって来た明るい黄土色の小石が勢いよく歩道を横切る。その転がり方は普通ではない。まるで石に足がついていてスプリング付きの靴をはいて飛び跳ねているようだ。そのジャンプの幅や高さは一定ではなく不規則でいっこうに安定することはない。それにしても目立つ色である。小石は止まることなくやがてある建物の壁に近づいた。もうすぐ壁に激突し,そのそばにある溝に落ちて「これでお別れ,さようなら」と思いきや,小石は溝を跳び越え,さらには壁をも登り始めた。スプリング付きの靴を上手く使って壁伝いにどんどん上へ駆けあがる。壁は23mぐらいでそんなに高くはないが,自分が小石になったと思えば,終わりの見えないとてつもなく高い壁である。小石はあっという間にてっぺん付近まで到達し,最後の一蹴りで大空に向かって大きくジャンプした。夕日に照らされた小石はいつのまにかひらひらと舞う蝶に変化し,地面に落ちることなく先ほどと同様に不規則な動きでゆらゆらと飛んでいった。





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