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2013.01.29.Tue 最愛の母

  テレビや週刊誌などで、時々有名人のご両親の忌報が報じられたりする。

「俳優のAさんの最愛の母が亡くなった」とか。

お悔やみのところ申し訳ないが、僕はこの「最愛」というのがどうにもひっかかる。

「最愛」というのは、もちろん「最も愛している」という事だが、これは他の何かと比較してその中で一番愛しているという事である。

このAさんにとってその比較対象は何なのだろうか?特に注釈が無い場合、全人類の中で一番母親を愛していると解釈しても良いのだろうか。だとすれば、彼は相当なマザコンだという事になるし、父親や妻や子供は「愛する人ランキング二番手以降」ということで良いのだろうか。そういう目でテレビ画面に映るAさんを見てもしまいますよ、僕は。


 そもそも、そのニュースを報道している記者はそこの所をきちんと確認したのか怪しいんですけどね。「えー今回お亡くなりになられたAさんのお母様ですが、この方はAさんにとって愛する人ランキング第何位でしょう?」なんて質問をしているとは到底思えない。

きっとこの「最愛」は記者の思い込みによる捏造報道だろう。

こうした記者は、更に追い打ちをかけて捏造する事がしばしばある。

「天国におられるお母様に何か一言を」これである。

天国にいるのを記者は確認したのか。一歩譲ってあの世があるとしても、

日本の場合は寺で仏式の葬儀をしている事がほとんどで、その場合「天国」ではなく

「涅槃」ではなかろうか。もっと正確にいうと葬儀したてのホヤホヤの時、49日間は涅槃に行く準備段階として、現世のそこらをウロついているとされている。


つまり、正確な報道を目指すなら「比較的愛するお母様を亡くされたAさんにインタビューさせていただきます。仏教界では涅槃に行く準備段階でそのあたりをウロついているとされているお母様に何か一言を」と質問してほしい。





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